今回は犬の分離不安とその原因、そしてそれを防止することの大切さについて説明します。
分離不安とは精神的な病気で、飼主と離れたことによる不安から、吠え続ける、暴れて室内や庭を壊す、トイレ以外の場所で意識的に粗相する、手や足を必要以上にただれるまで舐める・・・などの問題行動を起こすことです。

能動的行動ではないのですが、下痢や嘔吐など体の変調を表す場合もあります。
もともと犬は犬社会のなかで生活する遺伝子を持つ動物で、単体になることは得意ではなく大きな不安を覚えるのが普通とされていますが、成長とともに飼主の行動にも馴れ、同時に留守番にも馴れてくるものです。
分離不安の原因としては、飼主による過度の世話が考えられます。
犬が自然界で生きている場合は、ある程度成長することにより母犬から親離れさせられますが、人に飼われている場合はその点が上手く行きません。
したがって、四六時中飼主を頼って生活することになり、ほんの少しの間でも離れることに不安を感じることになってしまいます。
その結果、冒頭の問題行動を起こす犬になってしまいます。
この分離不安は一種の病気です。しかも内臓が悪いわけでもありませんので、必ず直すことができます。

さて、分離不安に罹ってしまった犬の直し方ですが、まず飼主様の犬への愛情表現を見直すこと、次に犬に分離不安解消のトレーニングを施すことです。
犬への愛情表現の見直し/可愛がり方の変更
@まず、問題行動については怒らないでください。犬は自分でもコントロールできない状態なのですから。
A犬ベッタリの生活を見直し、自分自身の時間とともに犬自身の時間を少しずつ作るよう務めてください。
B当コーナーでとりあげている「しつけ」について根気良くトレーニングしてください。
犬へのトレーニング
@飼主がリーダーであることを意識させる。
犬への愛情表現の見直しB記載のとおり「しつけ」の再訓練
甘えや愛情表現を飼主のコントロールで行う。
犬が甘えてきたら、一旦「オスワリ」、それができたらナデナデなど
A外出や帰宅時は犬を無視
帰宅後犬が落ち着いたら、飼主のコントロールのもとで甘えさす。
B遊んであげるときは、思いっきり疲れるまで遊んであげる
疲れることにより、一人ででも寝てしまいます。それは犬自身が一人の時間を持つことであり自立につながります。
など、要は犬が精神的に自立することを考えることです。
上記のように、飼主が変わることにより犬を変えていくのですが、根気良く続けることが大事です。本当に犬が可愛いと思うのなら飼主様自身が努力してください。
どうしても上記の方法では直らない場合は、薬物療法という方法もありますので、近くの動物病院で相談さてください。

しつけ
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留守番上手になる編 トイレ上手になる編 吠えグセ解消編

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